くらはのサブカル置き場

ゲーム・アニメの日記帳用。100%趣味 ついったー→ @kuraharu

初心者にありがちな初手クレッフィについて。

最近、ポケモンでちょっと気になったこと。

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最近ポケモン始めた後輩が、レートがあがらないと愚痴っていたのでパーティを見せて貰った。

クレフ メタモン ガルーラ ゲンガー アロー クレセという構築で、見るからに初手のドラゴン、特にハチマキやラムを持ったガブが重い。そのことを友人に行ったら、

クレッフィ初手に投げるんだけれどいつもガブの地震で死ぬ。運がない」と言ったので、それはないだろうと軽く指摘した。

レートに潜っていると、1800台でもたまにクレッフィを見る。そしてその大半は初手で投げてくる。クレッフィは後出しできる状況も多いはずなのに、思考停止で選出してくる人が多い。これが壁張りならまだわかるが、いばみがクレッフィでも初手で投げてくる人が多い。恐らく、相手の選出するポケモンがなんであろうと、クレッフィなら威張るor電磁波でアドバンテージを取れるからという理由で初手に選ばれやすいのだろうがこれはどうなのだろう。

僕は相手のパーティにクレッフィがいたら迷わず初手にクレッフィを殺せるポケモンを投げる。ラムガブ、特殊で弱点をつける奴、ボルトロスetc...これは僕の主観だが、クレッフィに有利なポケモンは、たいてい相手の他のポケモンにも有利である。これに関してはガブリアスヒードランを想像してくれればいい。ガブだったら多くのポケモン地震+逆鱗がささるし、ヒードランだったらマッグストで拘束によって後出しが安定する。そしてこれらに対処できるポケモンは環境では限られていて、後出しからでも対処できるポケモンが多い。

例えば初手でガブVSクレッフィの状況が起きる。地震を嫌がってファイアローに返る。鬼火を打つが相手は水ロトムに交換。スリップダメージは微量で誰かがボルチェンかハイポン、最悪の場合はこだわりトリックを受けなければならない。正直、これは微妙な状況だ。ロトムに鬼火が入っただけでこっちは負荷のかかる読み合いをしなければならない。ファイアロー読みで岩石封じがきた時なんてもっと悲惨である。

 

上記したケースは相当限定的なものだが、初手のクレッフィのせいでズルズルと不利な状況に嵌っていく経験がある人は多いだろう。これは中級者でもよくあることだ。

 

しかし、クレッフィを使う初心者にはもう一つ、かなり厄介な病気がある。

それは「初手威張る」だ。これは対地面ポケモン戦でよく発症する病で、電磁波が通らないし、後続よまれてなんかされるの嫌だからとりあえず威張っとこうという思考のもとで起こる。そしてラムが発動するか運負けしてクレッフィが死ぬかのどちらかになり「運ゲー」といってDSを壁にスローイングするのである。

初手威張るは確率的に自分にとって不利な選択肢であることを忘れてはいけない。対ガブリアスに威張るをしたとき、

ラムガブ→A2段階上がったガブリアスが生まれる

他のガブでも、威張る→身代わり→イカサマ*2を通さなければならない。これでもクレッフィ側が不利である。まず威張るは必中ではない。外したら死ぬ。身代わりのところで相手が自爆しなかったらもう一回身代わりを張らなければいけない。その時に混乱がとけたらまた生身のクレッフィで威張る必要がある。確率は計算していないがクレッフィが不利なのは間違いない。

たまにはガブが自滅し続けて勝てる時があるだろう。しかし、それは長く戦えば50%以下、半分以上が上手くいかなくなる。安定して勝ち続けなければならないポケモンというゲームにおいてはこれは低い数字だ。レート2100以上の上級者はストーンエッジはおろか岩雪崩すら打ちたがらない。たった数パーセントでも確実に勝てない要素は嫌われるのだ。

 

では、クレッフィは弱いのか? そんなわけない。正しく使えばこんなにウザイポケモンはいない。クレッフィが目の前にいたら牢屋に閉じ込めたくなる。それでも鍵を開けて出てくるから、

「お前を活火山の中に放り込んで、お前の持ってる残飯と一緒にと天然のマグマストームを喰らわせてやるぜ!」と言ってやりたい、実行したい。

クレッフィの強さは悪戯心電磁波と優秀な耐性にある。安定してだせる相手に出して電磁波をまく。そしたら状況に合わせて威張るなり、交換を読んでもう一度電磁波をするなり、身代わりを張るなり……まぁとにかくいろいろできる。逆に言えば電磁波が通らず、弱点を突かれるポケモンにはあまり強くない。そいつらと対面したら不利な運ゲをするか交換をするしかない。だからクレッフィを使う際には後ろに相性のいいポケモンを置くべきなのである。

多くの人が、ガブガルーラクレッフィと対面し、後ろにクレッフィを処理できるポケモンがいないならば地震を打つ。クレッフィに後続をなんやかんやされるのが嫌だからだ。だからそうしたポケモンに対面したらとりあえずクレセなりキッスなりに変えるのがベストになる。もちろんこれは上記の通りリスキーな選択である。まずクレッフィと不利なポケモンが対面することが間違いなのだから当然だ。

 

最期に。

クレッフィは粗末に扱ってはならないポケモンだ。こっちの後ろの2体が狩られた時、最後に運げーができるのは大きい。これはさっきまでの話と矛盾しているようだがそうではない。最後の最後、藁にもすがる思いでたどり着くのが「ワンチャン運ゲ」なのだから、初手運ゲとは訳が違うのだ。

僕は最後クレッフィに運げーされるという価値筋を残してしまうこともプレミだと思っている。僕は毎回運げーという価値筋を残し、急所やらツノドリルやら、いばみがやらされてしまうのだが……

 

長くなったので超要約 クレッフィは電磁波撒くのが仕事だから安定しないときは威張るな

 

 

長い割に内容も微妙だし、間違ったこと言っている可能性もある記事でした。おわり。

 

※後輩にはこんな長く指摘してません。運的に不利だからやめた方がいいよといっただけです

 

 

 ↑現在の嫌われ役

↓過去の嫌われ役

 

ポケットモンスター モンスターコレクション AG # 286 キノガッサ

ポケットモンスター モンスターコレクション AG # 286 キノガッサ

 

 

結論、BWの時よりまし。